プーラー

オルゴールや自動演奏楽器に関してたくさんお伝えしたい事はあれど、
なかなか、落ち着いて記事を書く時間をとれず、このページも更新が滞っています。
そこで、取りためている写真の中から、1枚をピックアップしてその写真に関するあれこれを紹介するコーナーを設けることにしました。
テーマは「1枚の写真」ということだけにして、色々な事を取り上げていきたいと思います。基本的にはオルゴールや自動演奏楽器の分解中にまつわる、話しになるかとは思います。自作オルゴールや、ご自分で修理をされたい方の参考になるかもしれません。
プーラー(puller)
puller.jpg
基本的にはその名の通り、「引っこ抜く」ための専用工具です。
車関係の修理をされている方は、なじみの工具だと思います。
オルゴールでも軸上に様々な部品が取り付けられている事が多く、それらの部品を無理に引き抜こうとすると、部品をいためるだけではなく、最悪の場合は軸を曲げてしまう事もあります。
赤い部分が工具の中心で、向かって右側にハンドルがあり、向かって左側の2つの爪状のもので、取り外したい部品を均等な力で引き抜くことができます。
写真の部品は(写真全体の向かって左側が部品です。)蓄音機のゼンマイの軸で、引き抜こうとしている部品はゼンマイ巻き戻り防止のラチェットギアです。
軸の頭を痛めないように真鍮のスペーサーを工具との間にいれ、右側のハンドルを時計回りに回すと少しづつ、安全にラチェットギアを引き抜く事が出来ます。
うまく伝わりましたでしょうか。なかなか言葉では説明が難しいですね。
プーラー1つをとっても写真の工具だけでなく、3本爪のものや、ベアリングを外す為のもの等たくさんの種類があるだけでなく、オルゴールの部品は小さなものが多い為、部品を引っ掛ける為の爪を薄く削ったものなど、その部品の特性にあわせたたくさんの種類を用意しています。
使用している工具はクッコというメーカーのプーラーですが、ギアプーラーと言う言葉をキーに調べるとたくさん情報が出てくると思います。
下のリンクでいろんな種類のプーラーを見る事が出来ます。
クッコ オフィシャルサイト

弊社でもこのセット使ってます。

フォト ギャラリー

お気づきの方もおられるかもしれませんが、
榎屋のトップページに新しいリンクバナーが増えています。
Photo Gallery -写真館-と言うバナーがそれなのですが、
まさにその名の通り写真をたくさん掲載しています。
photo-off.jpg

Inventory -販売商品-というコーナーにもオルゴール等の
詳細写真が掲載されていますが、こちらとの違いは
写真館には基本的に写真しかありません。
販売商品のページでは価格情報やスペック、
更に各写真の説明がありますが、写真館のページは
タイトル以外の説明は現在のところほとんどありません。
参考資料としてお使い頂けるようにこちらの写真館でも
普段見る事のできない、分解中の写真も多く載せています。
各写真にコメントが残せるようになっていますので、
この部品は何の部品?
のような質問をコメント欄に残していただければ
出来るだけお答えするように致します。
(追記:グーグルのアカウントをお持ちの方しかコメントを残せないようです。
アカウントを持ってない方はメールでお問い合わせ下さい。)
ショールームや工房の写真も掲載していく予定ですので、
弊社の様子を少し見ていただけると思います。
タイトル左の6桁の番号が問い合わせ番号となっておりますので、
在庫状況や価格についてはお電話又はメールにてお問い合わせ下さい。
販売商品のページでは、基本的に修復が完了した楽器のみを
選んで掲載していますが、写真館のページではこれから修理、修復
作業を行うオルゴールや蓄音機も載せています。
分解中の写真をどんどん追加していきますので、
一度ご覧になった楽器も、たまにチェックしてみてください。
RSSに対応していますので、ご存知の方はRSS登録しておいていただければ
写真の更新の度に通知が入るように設定できます。
この写真館のページはGoogleのアルバムサービスを利用したページで、
動画も登録できるようですので、今後は動画も掲載していく予定です。
次回はディスクオルゴール用のディスクについてお得な情報を
ご案内する予定です。
株式会社榎屋
大阪府箕面市外院2-7-7
TEL 072-727-7791

日本ビクター社製オルゴール

職人(アルチザン)は、ときとして
芸術家(アーティスト)をこえる。
と、すごいキャッチコピーで始まりましたが、
これは日本ビクターから発売されていた
オルゴールのキャッチコピーです。
アンティークのディスクオルゴール用のリカットディスクのリストを
ホームページ上で閲覧してもらえるようにしていたのですが、
先日お伝えした通り、もっと見やすくするために変更を加えつつ
価格表記もほとんどのディスクで完了しました。
で、話しは戻りますが、そういえば現代のオルゴール用のディスクも
入手することが可能なので、同じページにリストを掲載しようと
資料を整理していました。すると日本ビクターから発売されていたオルゴールのカタログが出てきました。
そういえば10年位前にそんなオルゴールがあったなぁと、思い出しているとカタログには1996年2月とあったので、正確には12年前になるんですね。
コピーだったので白黒で少し見にくいですが写真も載せておきます。
RJ-3000
RJ-3000.jpg(写真をクリックで拡大)
当時発売されていた機種は
RJ-1000
RJ-3000
RJ-5000
の3機種。
RJ-1000はシリンダーオルゴールにアウトサイドホーンを搭載した機種。
RJ-3000は上の写真のようにディスクオルゴールにアウトサイドホーンを搭載した機種。
RJ-5000はアップライトのケースにディスクオルゴールの音をロードさせてホーンで中低音域を増幅させる機種。
蓄音機にルーツを持つビクターの意気込みが感じられるオルゴール達です。
このような「コラボ」企画はオルゴールが進化?できる可能性を感じさせてくれるので個人的には面白いなぁと思っていたのですが、残念ながら現在では販売していません。
こちらも見にくいですが、各機種の音の伝わり方についての説明です。
zumen.jpg
(写真をクリックで拡大)
カタログにも記載されていたのでご存知の方も多いかと思いますが、
このビクターのオルゴールにはスイスのリュージュ社のオルゴールのムーブメントが採用されていました。
シリンダーは3曲50弁
ディスクはAD-41という28.0cm(11″)のディスクを使用するムーブメントでした。
こちらのリュージュ製ディスクオルゴールも残念ながら生産終了していますので、現行のラインナップからは外れています。
でも、ラッキーなことに純正ディスクが入手可能なことがわかりました。
こちらからリストをリンクしていますので、ディスクを探していた方はチェックしてみてください。
リュージュ28.0cm(11″)ディスク曲目リスト
今回米国のポーター社のディスクもリストに加えましたので、
興味のある方はご一読下さい。
ポーター31.0cm(12 1/4″)
ポーター39.5cm (15 1/2″)
リュージュ11.4cm (4 1/2″)
リュージュ28.0cm (11″)
これで、取り扱い曲目が4622曲になりました。
同じディスクを使用する機種も各メーカー、サイズ毎にリストアップしてますので、正確にはもう少し少ないのですが、それを考慮しても実にたくさんの曲が聴く事ができますね。
これらのリストは全て一つのデータベースにまとめてありますので、いったいショパンの曲はどれだけあるの? とかAve Mariaはどのオルゴールで聴くことができるの など。
割と簡単にリストアップすることが可能になりましたので、
もっとマニアックなリクエストも受け付けてます!
メールはこちらまで(スパムメール対策のためリンクしてませんのでアドレスはコピーの後@を半角に変更してください)
電話でお問い合わせいただいても良いですよ。
support@enokiya.com
株式会社 榎屋
電話 072-727-7791
最後に、これはホームページにも書いていますが、
曲目リストは個人的に使用される分には印刷したり、どのように利用していただいても結構なのですが、ブログページに転載される場合や、商用で利用される場合はメールで結構ですので一言お声をかけてください。
よろしくお願いします。