François Michel Conchon
本日はアンティークシリンダーオルゴールはニコル・フレールだけではないですよ、シリーズ続編です。
スイスにはたくさんのシリンダーオルゴールメーカーが存在した事はコレクターや博物館等でよく説明されます。では実際にどのくらいのメーカーが存在したのか。正直なところ私も把握していません。オルゴールに関するいろいろな資料からこつこつと情報を整理していけばある程度は具体的な数字が見えてくるのかもしれません。
今回のコンションというオルゴールメーカーに関する情報の文中にもありますが、オルゴール発祥のサン・クロアだけでなくジュネーブにもたくさんのメーカーがあった事が伺い知れます。たくさんのメーカーが近所や隣同士に工場を構えていたり、戦後の日本のバイクメーカーのような感じだったのかもしれませんね。
現在でも同じ地名が存在するので、こちらにGoogleMapのリンクをしておきます。別の窓で地図を見ながら、こんなところでオルゴールをつくってたんだなぁと思いを馳せながら、お楽しみ下さい。湖の近くのいい場所にあったみたいですね。縮尺によっては琵琶湖のある大津市のようにも見えます。