Category: 自動演奏ピアノ

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次回は違う自動演奏楽器についてと予告していましたが、今回書く物の事ではありません。 ピアノシリーズが続いたので、ネットでピアノ関係のサイトを調べていたらちょっと面白いものを見つけました。

来年の春、セガトイズから「Grand Pianist」という商品が発売されるようです。 1つの鍵盤の幅が約4ミリ、88鍵全体でも210ミリ。 ピアノ全体の設置面積でもでもB4サイズに収まってしまうというミニミニ グランドピアノなのですが、どうやら自動演奏が可能なようです。自分で演奏する事も可能と書いてありましたが、4ミリの鍵盤となると、どうやって演奏するのでしょうねぇ。最初から100曲ほど自動演奏のデータが入ってる模様で曲目リストも掲載されてました。 更に、SDカードのスロットもあり、曲を追加できるみたいです。

本物のグランドピアノは、日本の住宅環境ではなかなか設置場所に困ってしまいますが、 このくらいのサイズなら全然問題無しですね。 音の再現は実際に弦をハンマーがたたく方法ではないようですが、手軽に自動演奏を楽しめる機械としては面白いのではないでしょうか。

榎屋で取り扱う予定は今のところありませんが、面白そうな商品なので取り上げてみました。

セガトイズ グランドピアニスト公式ページ

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今日はエオリアン社のデュオアートについて少し詳しく説明します。

リプロデューシングピアノの醍醐味は演奏者の意図する演奏を再現すること、と以前から記述していました。 どのようにそのような事が可能であるか、構造の説明と歴史について興味深い記事がありますので、そちらを紹介致します。

まずDavid Bowers というアメリカのコレクターが編集した Encyclopedia of Automatic Musical Instrumentという本があります。 日本では「自動演奏楽器の百科事典」と呼ばれる事が多くアンティークオルゴールのコレクターさんは、まず持っているという代物です。英語の本なので少し敷居が高いかもしれませんが写真を見てるだけでも自動演奏楽器の世界の深さに驚かされます。

その本の中の295ページに「Understanding ...