Tag: 自動演奏ピアノ

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今日はエオリアン社のデュオアートについて少し詳しく説明します。

リプロデューシングピアノの醍醐味は演奏者の意図する演奏を再現すること、と以前から記述していました。 どのようにそのような事が可能であるか、構造の説明と歴史について興味深い記事がありますので、そちらを紹介致します。

まずDavid Bowers というアメリカのコレクターが編集した Encyclopedia of Automatic Musical Instrumentという本があります。 日本では「自動演奏楽器の百科事典」と呼ばれる事が多くアンティークオルゴールのコレクターさんは、まず持っているという代物です。英語の本なので少し敷居が高いかもしれませんが写真を見てるだけでも自動演奏楽器の世界の深さに驚かされます。

その本の中の295ページに「Understanding ...

デュオアート ロール
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1920年頃にエオリアンという会社から販売されていた、オリジナルのリプロデューシングピアノ 用のロールは100年経過して劣化が進んでいます。オリジナルロールが劣化してくると破れた紙の破片がトラッカーバーから機械の内部に入り込み空気の導通路を塞いでしまい誤作動の原因になったり、ロール紙も破れが大きくなると正常に演奏できなくなったりします。

榎屋ではリカットロールと言って、新しいロール紙にオリジナルのロー ルと同じ穿孔をしたロールを販売しています。

もうすぐ、ホームページ上に詳しい情報を掲載予定です。 お楽しみに!